鍋の美味しい季節になってきました
2008.12.14 Sunday
「すっかり忘れてたけど、12月1日にボーナスが出た!」
「お!」
「この世界大不況の中での日本の田舎モノ平リーマンなので額はとても言えません。
ですが、思い切って炊飯器を買いました。前のがついに壊れてしまったんで調度イイよね」
「わぁ、すごい性能です! 五合も炊けます!
前は二合も炊けなかったのに! それに すごく…美味しいです…」
「前のは何年前のか到底判らない古い品で、さらに拾い物でしたからね。
二合以上の米と水を入れると、50%程度炊けたところで
自動的に炊飯が止まるという超高性能なものでしたから。仕様は三合くらい炊ける筈なのに」
「さっそくおかずの支度を――」
「へぇ、これはこれは立派な炊飯器ねぇ。いくらしたの」
「聞いて驚くな。高架下のリサイクルショップでたったの二千円だぞ」
「安すぎワロタ。中古エロビデオ店の隣がオサレバーだったり
オサレアパレルショップだったりするあのカオス空間かぁ」
「そう。これは老夫婦があさっての方向。を向いて店番してた店で買った」
「で?」
「で? って何が?」
「ボーナスが出て買ったのはそれだけ?」
「うん」
「もうちょっと気を使ってさぁ、妹に宝石を買ってきてあげるとか、
スイーツを買ってきてあげるとか、クリスマスにデートに誘ってくれるとかさぁ……」
「そんな金までねーよ。あったら漫画とラノベとエロゲを買う!」
「なによお兄のケチ!」
「そういうなよ。毎晩の飯は奮発してやるから」
「できましたー。今日は、あの伊集院光様が『全身の毛が抜けるほどウマイ!』
と絶賛してたごま豆乳鍋つゆで作った鍋でーす♪
土鍋がないのでフライパンで我慢してくださいね」
「フライパンきたなすぎワロタ」
「土鍋くらい買いなさいよ」
「ふふっ、アパートが電気コンロだから使えないのだ。
カセットコンロも禁止だし。
早くガスコンロが使えるアパートに引っ越したいなぁ」
「一生無理なんじゃないの?
だって万年独身童貞なのに会社の安い借り上げアパートから引っ越すメリットが……」
「うわぁああ! それ以上言うな!」
「今年のクリスマスも――」
「中止です!」
「おお、これは美味いね! 全身の毛が抜けるという看板に偽りなし!」
「カキも入ってますよ〜。今度はお餅も入れましょう」
アリスでーす!
サイト見させて頂きましたー♪
面白いですねー!あはは(笑)
私は、ひとりっこなので、兄妹って、そんなかんじなんだってー、楽しく見せて頂きましたー。私も、オタクだし、別にキモイとかはあんまなかったーーよ。おにいちゃん♪(←ダメ?)
なんか、エロゲーつくってるみたいだけど、それじゃあ、頑張ってね♪
また、遊びにくるーー