「ぃよう!ここもひさびさだな!」
「世間は連休なのにおまいときたら……。匂いで解る。
あの女の匂いが………………………………………………まったくしない」
「え?なんでしないの?それっておかしーぜ?なにしろ……」
「何かおかしい?一体何してたのだ?」
「実家に引き籠もって、ずーっとPSPでエロゲやってた。
女の匂いがしないはずがないんだが」
「そんな晴れやかな顔してエロゲの報告か!で、何をプレイしたか言ってみろ」
「ちょっと泣きゲーの名作
Kanonをね」
「そろそろ発売されて10年くらい経つじゃない。何年積んでんだか。
てか、まだやってなかったのね」
「いつかやろうやろうと思いつつ、ついつい積んじゃっててさー。
この連休が思ったより長かったから、思い切って甘栗剥いちゃいましたような気持ちでさ。
PSP買ったのも、改造してエロゲ起動できるようにしたのも、実は連休のため、さ
それじゃ、感想書いてみるよ〜」
4月29日
物語の主人公の祐一は――いや、俺は、名雪とこの街で再会した。
ひたむきで健気な名雪の姿に、俺は少しずつ惹かれていった。
そして迎えた結末――。
名雪と出会って人を愛すると言うことを知った。
俺が愛さなければ誰が彼女を愛してあげられるんだ、
という生まれて初めて感じた焦燥感は俺を戸惑わせた。
そして、愛されると言う喜びを知った。
名雪の優しさに、純粋さに、ただただ打ちのめされた。
泥の中を這いずり回る俺を、名雪は優しく包み込んでくれた。
それはまるで、この街に積もった白い雪のようだった。
愛するという気持ちに蓋をして、知らないふりをしていた俺はもはや罪悪だ。
愛したい気持ちはあったのに、怖がって目を逸らしていた愚かさな俺の背中を、
名雪はずっと見つめ続けていてくれたのに。
俺は、生まれて初めて、泣きながらち○ちんをしごいた。
PSPならば十字キーでも文章を読み進められる幸運に感謝した。
シナリオ重視だからエロシーンはオマケ、
とてもヌけたものじゃないという風評は間違いだった(オナ禁中なのでヌいてはいないけど)。
本当に、名雪のことが、心の底から愛おしいなら、いたる絵でもちゃんと硬くなった。
誰にも愛されず、罪深く、臆病な俺を、優しく抱きしめてくれた名雪を、
口先だけでなく、全身全霊をかけて、愛さなければいけない。
そんな、
日本人平均以下の醜くちっぽけな己をさらけ出した
みじめな俺を名雪を愛してくれた。そして信じてくれた。
醜い欲望をひっくるめ、俺を初めて人間として認めてくれた。
雪のように穢れをしらない自分でいられたのに、俺と一緒にいたいとまで言ってくれた。
名雪と出逢えた俺は、年齢=彼女イナイ歴の真性童貞な卑屈なキモオタではなかった。
名雪を愛するひとりの男だった。そして名雪に救われたいつかの少年だった。
そうだ。俺は名雪を愛するために生まれてきたんだ――。
もう、名雪無しでは生きられない――。
今まで積んでおいて、いや――独りにしておいて本当にごめん。
今年から、クリスマスはずっと、ずっとお前と一緒に過ごすよ……。
明日、俺が死ぬのだとしたら、ただ一言名雪に告げたい。永遠に愛している、と。
4月30日
「主人公の祐一は――いや、俺は、舞とこの街で再会した。
ひたむきで健気な舞の姿に、俺は少しずつ惹かれていった。
そして迎えた結末――。
舞と出会って人を愛すると言うことを知った。
俺が愛さなければ誰が彼女を愛してあげられるんだ、
という生まれて初めて感じた焦燥感は俺を戸惑わせた。
そして、愛されると言う喜びを知った。
舞の優しさに、純粋さに、ただただ打ちのめされた。
泥の中を這いずり回る俺を、舞は優しく包み込んでくれた。
それはまるで、この街に積もった白い雪のようだった。
愛するという気持ちに蓋をして、知らないふりをしていた俺はもはや罪悪だ。
愛したい気持ちはあったのに、怖がって目を逸らしていた愚かさな俺の背中を、
舞はずっと見つめ続けていてくれたのに。
俺は、生まれて初めて、泣きながらち○ちんをしごいた。
PSPならば十字キーでも文章を読み進められる幸運に感謝した。
シナリオ重視だからエロシーンはオマケ、
とてもヌけたものじゃないという風評は間違いだった(オナ禁中なのでヌいてはいないけど)。
本当に、舞のことが、心の底から愛おしいなら、いたる絵でもちゃんと硬くなった。
誰にも愛されず、罪深く、臆病な俺を、優しく抱きしめてくれた舞を、
口先だけでなく、全身全霊をかけて、愛さなければいけない。
そんな、
日本人平均以下の醜くちっぽけな己をさらけ出した
みじめな俺を舞を愛してくれた。そして信じてくれた。
醜い欲望をひっくるめ、俺を初めて人間として認めてくれた。
雪のように穢れをしらない自分でいられたのに、俺と一緒にいたいとまで言ってくれた。
舞と出逢えた俺は、年齢=彼女イナイ歴の真性童貞な卑屈なキモオタではなかった。
舞を愛するひとりの男だった。そして舞に救われたいつかの少年だった。
そうだ。俺は舞を愛するために生まれてきたんだ――。
もう、舞無しでは生きられない――。
今まで積んでおいて、いや――独りにしておいて本当にごめん。
今年から、クリスマスはずっと、ずっとお前と一緒に過ごすよ……。
明日、俺が死ぬのだとしたら、ただ一言舞に告げたい。永遠に愛している、と。
5月1日
物語の主人公の祐一は――いや、俺は、栞と出逢った。
ひたむきで健気な栞の姿に、俺は少しずつ惹かれていった。
そして迎えた結末――。
栞と出会って人を愛すると言うことを知った。
俺が愛さなければ誰が彼女を愛してあげられるんだ、
という生まれて初めて感じた焦燥感は俺を戸惑わせた。
そして、愛されると言う喜びを知った。
栞の優しさに、純粋さに、ただただ打ちのめされた。
泥の中を這いずり回る俺を、栞は優しく包み込んでくれた。
それはまるで、この街に積もった白い雪のようだった。
愛するという気持ちに蓋をして、知らないふりをしていた俺はもはや罪悪だ。
愛したい気持ちはあったのに、怖がって目を逸らしていた愚かさな俺の背中を、
栞はずっと見つめ続けていてくれたのに。
俺は、生まれて初めて、泣きながらち○ちんをしごいた。
PSPならば十字キーでも文章を読み進められる幸運に感謝した。
シナリオ重視だからエロシーンはオマケ、
とてもヌけたものじゃないという風評は間違いだった(オナ禁中なのでヌいてはいないけど)。
本当に、栞のことが、心の底から愛おしいなら、いたる絵でもちゃんと硬くなった。
誰にも愛されず、罪深く、臆病な俺を、優しく抱きしめてくれた栞を、
口先だけでなく、全身全霊をかけて、愛さなければいけない。
そんな、
日本人平均以下の醜くちっぽけな己をさらけ出した
みじめな俺を栞を愛してくれた。そして信じてくれた。
醜い欲望をひっくるめ、俺を初めて人間として認めてくれた。
雪のように穢れをしらない自分でいられたのに、俺と一緒にいたいとまで言ってくれた。
栞と出逢えた俺は、年齢=彼女イナイ歴の真性童貞な卑屈なキモオタではなかった。
栞を愛するひとりの男だった。そして栞に救われたいつかの少年だった。
そうだ。俺は栞を愛するために生まれてきたんだ――。
もう、栞無しでは生きられない――。
今まで積んでおいて、いや――独りにしておいて本当にごめん。
今年から、クリスマスはずっと、ずっとお前と一緒に過ごすよ……。
明日、俺が死ぬのだとしたら、ただ一言栞に告げたい。永遠に愛している、と。
5月2日
物語の主人公の祐一は――いや、俺は、真琴とこの街で再会した。
ひたむきで健気な真琴の姿に、俺は少しずつ惹かれていった。
そして迎えた結末――。
真琴と出会って人を愛すると言うことを知った。
俺が愛さなければ誰が彼女を愛してあげられるんだ、
という生まれて初めて感じた焦燥感は俺を戸惑わせた。
そして、愛されると言う喜びを知った。
真琴の優しさに、純粋さに、ただただ打ちのめされた。
泥の中を這いずり回る俺を、真琴は優しく包み込んでくれた。
それはまるで、この街に積もった白い雪のようだった。
愛するという気持ちに蓋をして、知らないふりをしていた俺はもはや罪悪だ。
愛したい気持ちはあったのに、怖がって目を逸らしていた愚かさな俺の背中を、
真琴はずっと見つめ続けていてくれたのに。
俺は、生まれて初めて、泣きながらち○ちんをしごいた。
PSPならば十字キーでも文章を読み進められる幸運に感謝した。
シナリオ重視だからエロシーンはオマケ、
とてもヌけたものじゃないという風評は間違いだった(オナ禁中なのでヌいてはいないけど)。
本当に、真琴のことが、心の底から愛おしいなら、いたる絵でもちゃんと硬くなった。
誰にも愛されず、罪深く、臆病な俺を、優しく抱きしめてくれた真琴を、
口先だけでなく、全身全霊をかけて、愛さなければいけない。
そんな、
日本人平均以下の醜くちっぽけな己をさらけ出した
みじめな俺を真琴を愛してくれた。そして信じてくれた。
醜い欲望をひっくるめ、俺を初めて人間として認めてくれた。
雪のように穢れをしらない自分でいられたのに、俺と一緒にいたいとまで言ってくれた。
真琴と出逢えた俺は、年齢=彼女イナイ歴の真性童貞な卑屈なキモオタではなかった。
真琴を愛するひとりの男だった。そして真琴に救われたいつかの少年だった。
そうだ。俺は真琴を愛するために生まれてきたんだ――。
もう、真琴無しでは生きられない――。
今まで積んでおいて、いや――独りにしておいて本当にごめん。
今年から、クリスマスはずっと、ずっとお前と一緒に過ごすよ……。
明日、俺が死ぬのだとしたら、ただ一言真琴に告げたい。永遠に愛している、と。
5月3日
物語の主人公の祐一は――いや、俺は、あゆとこの街で再会した。
ひたむきで健気なあゆの姿に、俺は少しずつ惹かれていった。
そして迎えた結末――。
あゆと出会って人を愛すると言うことを知った。
俺が愛さなければ誰が彼女を愛してあげられるんだ、
という生まれて初めて感じた焦燥感は俺を戸惑わせた。
そして、愛されると言う喜びを知った。
あゆの優しさに、純粋さに、ただただ打ちのめされた。
泥の中を這いずり回る俺を、あゆは優しく包み込んでくれた。
それはまるで、この街に積もった白い雪のようだった。
愛するという気持ちに蓋をして、知らないふりをしていた俺はもはや罪悪だ。
愛したい気持ちはあったのに、怖がって目を逸らしていた愚かさな俺の背中を、
あゆはずっと見つめ続けていてくれたのに。
俺は、生まれて初めて、泣きながらち○ちんをしごいた。
PSPならば十字キーでも文章を読み進められる幸運に感謝した。
シナリオ重視だからエロシーンはオマケ、
とてもヌけたものじゃないという風評は間違いだった(オナ禁中なのでヌいてはいないけど)。
本当に、あゆのことが、心の底から愛おしいなら、いたる絵でもちゃんと硬くなった。
誰にも愛されず、罪深く、臆病な俺を、優しく抱きしめてくれたあゆを、
口先だけでなく、全身全霊をかけて、愛さなければいけない。
そんな、
日本人平均以下の醜くちっぽけな己をさらけ出した
みじめな俺をあゆを愛してくれた。そして信じてくれた。
醜い欲望をひっくるめ、俺を初めて人間として認めてくれた。
雪のように穢れをしらない自分でいられたのに、俺と一緒にいたいとまで言ってくれた。
あゆと出逢えた俺は、年齢=彼女イナイ歴の真性童貞な卑屈なキモオタではなかった。
あゆを愛するひとりの男だった。そしてあゆに救われたいつかの少年だった。
そうだ。俺はあゆを愛するために生まれてきたんだ――。
もう、あゆ無しでは生きられない――。
今まで積んでおいて、いや――独りにしておいて本当にごめん。
今年から、クリスマスはずっと、ずっとお前と一緒に過ごすよ……。
明日、俺が死ぬのだとしたら、ただ一言あゆに告げたい。永遠に愛している、と。
「………………………………………………………………………………キモぃ」
「き、キモイゆーな!!ロマンチックと言ってくれ!!
これは深夜に書いたラブレターではありません。
休みの日の朝っぱらにアップした文章です」
「久々に酷い電波を見た。
カルト宗教にハマった人間ってこんな感じなんだろうな……」
「池○大作教団といっしょにするな!あぁ……嫌な思い出が……。
草加煎餅と関わらなければ(僕が能動的に関わったわけではなく身内が、ですが)
こんな惨めな人生を送ることもなかっただろうに……」
「わーーーーっ!!わーーーーっ!!
この話題に限って自主規制入りまーーすっ!!
で、これからどうするの?」
「20代も後半に入ってすっかりやさぐれてひねくれてしまったけど、
これからは心を入れ替えて前向きに生きるよ。
ちゃんとアニメも見るし、ちゃんと漫画やラノベも買うし、
フィギュアも買うし、エロゲも積まずにやる。
何よりも、この心に灯った、愛しいという気持ちを決して否定しない」
「今までとどう違うんだか……」
「さぁ、頓挫していた新作のシナリオ続行するぞ!
ばーんと長い休みのリラックスした状態でないといいもんは生まれないね。
なんか脳内に変な汁が分泌されて、4作分くらいの着想が思いついた。
これを形にするまでは、まだまだ死ねないな!!」